バスコのLIFE GOES ON!

40代でエレキギターを始めた愚か者の雑記帳。映画、音楽等についても申し述べます。

群像ものの医療ドラマの金字塔! ER 緊急救命室

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 今更、私が紹介するまでもない傑作です。

 最初のシーズンはNHKで、その後はスーパードラマTVで観ました。

 シカゴのカウンティ総合病院のER(救急救命)を舞台にした群像ものです。シーズン15まで続いた長寿番組ですので、登場人物も変わっていくのですが、主役らしい主役がいないこともあり、ドラスティックな展開はありません。あたかも自分が病院の職員の一員としてそこにいて、その日常をずっと追い続けているような、そんな感じです。

 主役らしい主役がいないと書きましたが、登場人物は皆キャラが立っていて、その個性の絡み合いが絶妙です。漫画等が原作であることが多い日本ではなかなか作れない類のドラマだと思います。

 ときに同僚間の恋愛事情も描かれますが、次の話になるとそれが無かったかのようになっているときがあるのはご愛嬌です。このドラマの醍醐味は、アメリカの歪んだ医療制度や理不尽な格差社会の中で医師として最善を尽くそうともがき続ける医師や看護師たちの物語だからです。

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 長寿番組はいわゆるマンネリ化することが多いですが、ERは最終話までその勢いを失うことなく続きました。その最終話も、いかにもERらしいエンディングで、私はいい終わり方をしたなと拍手できました。最終話だけを観ても、そうは思えない終わり方ですので、是非シーズン1からご覧ください。

 ER後の群像ものの医療ドラマは、多くはERの派生といっても過言ではないと私は思っています。人によって好きな味付けがあるので、それらを否定するわけではありませんが、ERを観ればそこにルーツ(原点)があることがわかると思います。そんな傑作です。

 それにしても、DVDで90枚以上もあるんですね・・・。Amazonでは動画配信もされているようですが、多分割高なのでDVDの購入かレンタルの方がおすすめかも?