バスコのLIFE GOES ON!

40代でエレキギターを始めた愚か者の雑記帳。映画、音楽等についても申し述べます。

老いても人生は、ずっと楽しい バチカンで逢いましょう

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2012年 ドイツ

 夫に先立たれ、独りカナダの大自然に住むマルゲレーテ。年老いた母を独りきりにすることはできないと心配する娘のマリーに、半ば強制的に同居するよう強いられます。

 マルゲレーテには、長年の夢がありました。それはローマ法王から祝福してもらうことです。マリーの家族と行くはずだったローマ旅行を中止されてしまったマルゲレーテは、単身でローマへ行き、そこに暮らすマリーの娘マルティナを尋ねます。カトリック教徒の子守をしているはずのマルティナは、実際には裏町でロックミュージシャンと同棲していました。

 マルゲレーテは法王に謁見するためにバチカンへ行きます。長い行列に並んで、もうすぐ自分の番というときに、盲目の老年の男性ロレンツィオが現れます。親切なマルゲレーテは自分の順番をロレンツィオに譲ります。

 しかし、ロレンツィオは盲目のふりをしていただけでした。そのことを知ったマルゲレーテのロレンツィオに対する第一印象は最悪でした。しかし、ピンチに陥ったときにロレンツィオに助けられ、少しずつですが好意をもつようになります。

 ロレンツィオのおいが経営するドイツ料理の店は、閑古鳥が鳴いていました。ロレンツィオは、マルゲレーテに対して、新婚カップルだけが参加できる法王謁見の機会が近々あるから、新婚を装ってそれに参加しようと持ちかけます。その見返りは、料理店でマルゲレーテが料理を作ること。マルゲレーテはこれに応じます。

 マルゲレーテの作る本格的な料理は、たちまち評判になり店は繁盛します。マルゲレーテはローマで過ごす日々の中で、生きているということを実感します。

 そして、いよいよ法王謁見の日が訪れます。しかし、いよいよというときにマルゲレーテは突然心を乱し、会場から走り去ってしまいます。そして追ってきたロレンツィオに、偽って法王の祝福を受けることはできない、自分には神にしか許してもらえない罪があると告白します。説得に応じないマルゲレーテにロレンツィオは怒り去っていきます。

 敬虔なカトリック教徒であるマルゲレーテの「神にしか許してもらえない罪」とは何だったのか。物語は意外な展開を迎えます。

 

 バグダッド・カフェで一躍有名になったマリアンネ・ゼーゲブレヒト主演の作品です。25年経って、それなりにお歳を召しましたが、チャーミングな仕草、表情は変わりません。この映画の魅力は、一重に彼女の演技といっても過言ではありません。

 

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