バスコのLIFE GOES ON!

40代でエレキギターを始めた愚か者の雑記帳。映画、音楽等についても申し述べます。

他人の人生に影響を与えることはかくも罪深いものか パーフェクトワールド

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1993年 アメリ

  刑務所の同じ房のテリーと脱走する囚人ブッチ。刑務所の職員を殺害して奪った車で逃します。そして、たまたま押し入った家の一人息子のフィリップを人質にして逃亡を続けます。

 逃亡の途中で、フィリップをいたずらしようとしたテリーを殺害し、ブッチとフィリップの二人の旅が続きます。父親がいない環境で育ったフィリップは、徐々にブッチに感化されます。

 一方脱獄犯を追う警察署長のレッド。実はレッドは、かつて保安官時代にブッチが車の窃盗で逮捕された際、根っからの悪人だった父親から隔離するため、判事に掛け合って窃盗とは不相応の4年間の少年院送りにしてもらった過去がありました。当時レッドは、ブッチにとってはそれが最善だと思ったのです。

 ブッチが目指していたのはアラスカでした。アラスカから届いた父親からの絵葉書を頼りに、ブッチは父親が好きだったフォードに乗って、父親の住むアラスカに行こうと計画していたのです。

 しかし、逃亡劇は意外な結末を迎えます。

 

 誰を主体にして観るのかによって、感じ方が違う映画です。

 主人公のブッチを主体にすれば、根っからの悪人だった父親を、それでも敬愛し続けた一人の男の話

 人質としてブッチとともに旅をした少年フィリップを主体にすれば、ブッチが彼の成長にどのような影響を与えたのか心配になる話

 かつてブッチのためを思い、父親から引き離したレッドを主体にすれば、良かれと思ってのことだとしても、他人の人生に介入することがいかに難しいことであるか考えさせられる話 

 私は、タイトルのとおり解釈しました。

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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